Ruruacoteの職人naoです。
昔買ったお気に入りのコート、久しぶりに着ようと思ったらあまりにも肩パットの厚みがありすぎて、びっくりすることがありますよね!
着てみたものの、やっぱり無理ってなってしまい込むということを毎年繰り返していませんか?
肩パットを取り外すだけでは肩パットを外した分だけ布が余ってしわしわになってしまいますので、ぴったりにする方法を紹介します!
ぜひ挑戦してみてくださいね!
目次
ラグラン袖のコートの厚すぎる肩パットを取って肩の丸みをピッタリにする方法
肩パットを取る
- 袖を裏返しにして裏地のそで下の縫い目をほどく
- ほどいた縫い目から手を入れて肩パットを引き出して縫い留めてある糸をほどいて取り外す(左右)
こんなに厚みのある肩パット! - 袖を表に返す
詰める寸法を確認
- 肩パットを取り外したコートを着てみて余っている分を安全ピンなどでとめて確認する(片方でOK)
このとき首の付け根から何センチのところに型紙を置くのか測っておく。 - 左右対称に詰めないといけないので、型紙にする紙を用意しコートの肩の下に置く。(台は目打ちを刺しても大丈夫なものを用意)
- 安全ピンで印をつけたラインと肩のラインを目打ちで刺して型紙にうつす。(目打ちで開けた穴をあとでつなぐので細かく)
- 目打ちで開けた穴をつないで切り取り型紙を作る。
5.型紙の大きさがあっているか確認する。
肩の丸みを縫い詰める
- 最初にほどいた袖裏地の縫い目から表地を引き出して裏返しにする。(肩の縫い目を引き出す)
アイロンで縫い代を平らにしておく。 - 測っておいた首の付け根からの寸法の位置に型紙をおいてずれない様にクリップでとめる。
- チャコで印をつける。
- 印のところをミシンで縫う。
- 余分な縫い代をカットする。
- 縫いなおした縫い代を広げて軽くアイロンをかけておく
表に返す
- 表に返して縫い詰めた部分にアイロンをかけて整える。
- ほどいた袖の裏地の縫い目を元に戻す。
完成!
Before
After
肩のラインにピッタリのすっきりしたコートになって完成!
これでお出かけの時に悩む時間も節約できますね。
まとめ
捨てられないけど流行遅れで恥ずかしくて着られない、そんな服もいつか着るかもと思ってとっておくよりは少し手を加えて今すぐ着られるようにして活用してみませんか?
どうしても出来ない時は、Ruruacoteの職人に相談してみてくださいね!
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